• 2011.11.06 Sunday
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こんにちは。

今日はアップル製品について考えてみました。先月、スティーブジョブスさんが逝去され、彼も日本の文化に結構理解があったことをNewsで知りました。

日本愛したジョブズ氏 すし屋で「お別れ会」 死期予感し何度も

私は技術者なので、技術的な観点から考察してみます。アップル製品はiPadなど世界的に有名になりましたが、実は技術的にはとくに新しい技術は盛り込まれていないように思います。タッチパネルや薄型ディスプレイなどはすでにあった技術ばかりです。指で操作するという斬新なアイデア自体は特に特許性はありませんので、そういう意味では新しくありません。

例えば、日本の場合トヨタのハイブリッド車が有名ですが、これは「ハイブリッド」という新しい、他社がまねできない技術を製品に入れて差別化するというのが主流です。ただし、ハイブリッド車が売れるまでには約10年掛かりました。ニーズが生まれるまえに発売していたわけです。

これはこれですごいことです。

技術者や研究者はそのために日夜新しい技術開発に励んでおります。そこには、技術者から見たアイデアは盛り込まれますが、消費者から見たアイデアはなかなか反映できない側面があります。

そこで、消費者のニーズに合わない製品が生まれてしまいます。機能が多くて、使いにくい携帯電話などがそれにあたります。

アップルの製品は消費者のニーズに合わせて製品開発することがいかに重要かを私に教えてくれました。日本の技術開発には、「いいものを作ればいつか必ず売れる」という信仰に近いものがあります。

アップル製品はそのような日本式の技術開発ではなくても、シンプルで売れる製品を作ることができ、大きなビジネスになることを証明しました。

既存の技術の寄せ集めでも、コストカットすることなく、消費者が欲しがる製品を開発できるということは、私にとって「目からうろこ」でありました。

そういう意味でもアップル製品はすごいと思います。最近のデフレを克服するためには、コストアップできる製品が重要です。

推測ですが、ジョブスさんは日本の文化からシンプルにすることの重要性を見出したのかもしれません。

私もこれからがんばりたいと思います。

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